埼玉・東京などの首都圏を中心に、雨漏りの調査・修理など総合的な防水工事を行う「カイシン」は、さまざまな防水工事に対応しております。
アスファルト防水とは、薄いアスファルトシートを数層重ね合わせて防水層を作る工法です。
溶解したアスファルトは粘着性をもち、水の浸入を防ぐ接着剤として有効で、日本では100年近くの歴史があり、その防水性能には高い信頼があります。

改質アスファルトルーフィングシートの裏面をあぶり溶かしながら下地に張り付け、張り重ね積層することで防水層を形成する工法です。煙や臭いの発生もほとんどなく、安全面、環境面に優れ、工期短縮なども図れます。



急勾配の屋根の防水、ビルやマンションの屋上防水、貯水槽の腐食防止など、さまざまな施工面に利用できるシート防水。近年ではシート防水素材の技術も進歩し、非歩行仕様のほか、普通歩行仕様のシートなどもあります。

塩ビシート(塩化ビニールシート)を用いた工法で、衝撃や磨耗に強く、耐久性にも優れた性能をもっています。単層で施工を行うため、加工もしやすく、複雑な形状や狭い場所などの施工にも向いています。カラーバリエーションがあるのも魅力です。



ゴムシート防水は、ゴムシートを接着剤などで下地に張り付ける方法です。耐薬性や防音性に優れ、伸縮性のあるシートを使用するため、設置場所の形状を問わず施工できるメリットをもっています。ただし、鳥のついばみによる穴あきや歩行には不向きという側面もあります。


歩行性がよく、衝撃音を吸収する特徴をもった長尺シート。共用廊下や開放廊下などの施工には最適で、摩耗や傷などにも強い、耐久性も持ち合わせています。防滑性もあるので、滑りによる転倒事故の防止などにも役立ちます。


塗膜防水の最大の特徴は、どのような形状の下地にも施工ができるということです。施工面は継ぎ目がない「シームレス」仕上げで、施工後の床の安全性を確保できます。防水面の修繕が必要なときも、防水層の上塗りができ、ライフサイクルコスト(生涯費用)の削減にもつながります。
塗膜防水の代表格で、液状のウレタンを塗り防水層をつくる方法です。どんな施工面にも対応でき、スポーツができる屋上やショッピングセンターの駐車場などにも施工が可能。比較的安価ですが塗膜の耐久性が低いため、定期的なトップコートの塗り替えが必要になります。





通気性を有する通気緩衝シートを張り付けて、その上に塗膜防水材を塗布することで形成される防水工法。雨が降った時などは上からの水分を通さず、ふくれの原因となる下地に含まれている水蒸気を外部に逃がすことができ、安全で信頼性の高い工法です。



FRP防水は、ガラス繊維にポリエステル樹脂を含ませて強化した防水膜(FRP:繊維強化プラスチックス)を塗り防水層をつくる方法。防水工事の中でも軽量で非常に優れた耐久性をもっています。硬い防水層はキズが付きにくく、キズが生じてもその部分のみを補修することが可能です。





シーリング工事とは、雨水などの侵入を防ぐために外壁やタイルの目地、サッシやドアまわりなどに打たれているシーリング材を取り除き、新たに充填する防水工事です。外壁の目地の場合は、シーリング材の充填により躯体への雨水の侵入を防ぐとともに、ひび割れの予防にもつながります。開口部の場合は、屋内への水の侵入を確実に防ぎ、 気密性を確保します。
シーリング材を指で押してみて、弾力がなく固い場合は、シーリングとしての機能が失われている可能性があるので、チェックしてみてください。詳細は「目地が変色・割れている!」